世界的なウイルスの大流行により、私たちの生活はこの一年半で、大きく変化しました。その中にはいい変化もあり、健康や免疫力に関する関心はとても高まっています。
しかし、実際に日常生活において、いい変化が習慣となり、実際に健康が高まっているかと聞かれるといかがでしょうか?今日はコロナ禍での、運動不足についてお話していきます。
国交省の調査によると、労働者のうち20%以上がリモートワークを行っており、東京都では70%もの人がリモートワークに切り替わりました。(※1)
これによる一番の弊害(へいがい)は何でしょうか?
それは、歩かなくなることです。
今までは、出勤、営業での外回り、職場内での移動など、それなりに歩いていました。しかしリモートワークになった途端、自分の家の中で全てが行われて、歩く量は極端に減っているのではないでしょうか?
たかが歩かないだけと思っている人も多いかもしれませんが、歩かなくなるとそこから足腰の筋力低下、基礎体力低下につながり、今までしていた何気ない行動でも、疲れを感じるようになりやすいのです。
事実、リモートワークの利用者の増加に比例して、ネットへの「疲れた」という書き込みはどんどん増えています。
筑波大学の久野研究室が行ったリサーチによると、
ある会社の社員の1 日の平均歩数は、約1万 1,500 歩だったものが、テレワークに切り替えた後は、歩数が 29%減り、座っている時間も長くなっていたことが明らかになりました。
中には、1日の歩数が 70%減少し、1日 2,700 歩程度と、厚生労働省が推奨している1日 8,000 歩を大幅に下回る社員もいたそうです。 (※2)
そして、これは筋力低下だけではなく、脂肪の増加にも大きく影響を与えます。仮に、1日2700歩しか歩かないようになったとすると、歩くことで使っていた1日約350kcalのエネルギー消費がなくなり、1カ月後には1.5㎏、半年で9㎏も太ってしまうのです。。。
ならば、今から前のように歩けばいいのかというと、そう簡単な話ではありません。なぜなら、既についた脂肪よりも、運動しなくなったという習慣が非常に厄介なのです!
そこでオススメなのが、ヨガやフィットネスで、教えてもらいながら運動することです。
自分で運動メニューを考えたり、定期的に運動を続けるのは本当に大変なことです。この動画を見て、「運動しないと」と思ったそこのあなたも、きっと、1週間もすれば楽な生活に戻っています。
なので、運動の種類や頻度などよりも、自分が怠けないかチェックして、励まし、ベストなトレーニングを提供してくれる存在が、まずは必要なのです。
皆さんもぜひ、そういった存在を探してみてください♪