美しい体のラインをつくるには、広背筋がポイント!広背筋は背中の大きな面積を占めている逆三角形をした筋肉です。背筋トレーニングを定期的に行うことで、ボディバランスが整えられ、たるんだ背中が引き締まって美しいカーブが生まれます。
また、背筋と腹筋は、ともに前後で体全体のバランスを支える筋肉です。そのため、どちらかが極端に強すぎると、バランスが崩れ、ケガや障害に結びつく危険性があります。背筋と腹筋は同時に鍛えていくことが大切です。
背筋はふだんあまり鍛えていないという人が多く、トレーニングでも後回しにされがちです。しかし、背筋が弱まってくると、腰などがつらくなってくることもあります。日常生活の動作に支障が出ないようにするためにも、背筋を強化しておきたいところです。
イルチブレインヨガの「背筋」トレーニングでは、脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)なども鍛えることができます。脊柱起立筋は、腹筋とともに体幹部を支えています。普段の生活での姿勢に大きく影響します。上半身と下半身のバランスを保つ重要な働きをします。また、スポーツでボディバランスをとるときにも重要なポイントになります。
うつ伏せの状態から、胸を床から離れるまで引き上げます。反動をつけてしまうと、十分に負荷がかけられません。体幹で上半身をコントロールしまがら進めましょう。反動がつかないようにするためには、腕の位置を固定するのがコツです。
<イルチブレインヨガの「背筋」>
① うつ伏せになり、足をそろえて、手を頭の後ろで組む
② 上体を起こす
③ 元に戻す
④ 2と3を繰り返す