引き寄せの法則と健康

日本には「病は気から」という言葉がありますが、これは、いわゆる「引き寄せの法則」に通じるものです。

 

引き寄せの法則とは「自分が考えていることが何らかの形で全て現実化する」という考え方です。私たちの思考や感情には、似たものを引き寄せる力があり、「楽しい」「嬉しい」といったポジティブな思考や感情を持っていれば、現実にも同じようなことがらが起きていきます。

 

反対に、不平不満ばかりでネガティブな思考を持っていれば、そのような現実が身に降りかかってくるのです。

 

それはテレビ放送と似たような仕組みだといえます。テレビの受像機は、自らが発する電波と同じ周波数の電波をキャッチして画面に映し出しています。人間も同じです。「こうなりたい!」という想いを描いていると、それは特定の周波数を持つ強烈な電波となって、同じ周波数の出来事を引き寄せるのです。

 

大事なことは、より具体的なイメージを持つことです。例えば、もしダンサーとして成功したいのであれば、将来どのようなステージに立ち、どのような振付や衣装で、どのように観客にアピールしているのかを思い描きます。それによって、実現する力が強くなります。より具体的なイメージを持つことで、脳の潜在能力が働きやすくなるのだといいます。ただ何となく「幸せになりたい」と願うだけでは不十分なのですね。

 

健康についても同じことが言えるでしょう。何歳になってもイキイキと毎日を過ごしている自分の姿を鮮明に想像すること。それが本来備わっている自然治癒力の活性化につながります。