ミドルエイジになると気になりだすのが、脚まわりの脂肪です。食事制限などに取り組んでも、脚痩せはなかなか成果が出ないという声もよく聞かれます。
太もものダイエット成功のカギを握るのが、不要な老廃物をスムーズに排出することです。
下半身は、心臓から遠いこともあり、血流が滞りやすくなりがちです。さらに、重力の作用もあって、水分が滞留しやすくなっています。血流やリンパの流れが悪くなり、老廃物がたまると、脂肪が増えやすくなります。
不要なものを溜めこまないスッキリ体質へと変わることが、美脚への近道です。「内もものストレッチ」は、太ももの筋肉をほぐし、エネルギーの通り道である経絡の流れをスムーズにしていきます。新鮮な血液やエネルギーが滑らかに全身に届けられれば、体質的に冷えにくくなります。手足の末端なども温まりやすいです。
脚の筋肉には、血液を心臓に戻すというポンプの役割があります。太ももやふくらはぎの筋肉をほぐすことで、ポンプとしての機能が発揮されやすくなります。
イルチブレインヨガの「内もものストレッチ」は、片足ずつ交互に伸ばすことで、バランス良く左右の骨盤を整えるのに役立ちます。お腹に力を入れて上体を支えながらストレッチすることで、脚だけでなくお腹のダイエットにもつながります。
イルチブレインヨガの<内もものストレッチ>
①肩幅より広く足を広げて立ち、両手を組む。
②左ひざを曲げて左足のかかとを上げないようにし、右足を伸ばしてつま先は立てる。両手を前に伸ばす。10回反動する。
③反対側も同様に行う。