【動画】イルチブレインヨガの「ベアウォーク」でインナーマッスル強化

お腹を中心とする「体幹」は、人間の様々な動作の基軸となります。体幹がしっかりしていると、手や足をより自由に動かすことができます。

 

とくに手足を同時に動かすときは、体幹の働きが重要になります。体幹の筋肉が、離れた場所にある足と手をうまく連動させることで、全体としてスムーズな動作が実現します。走るときも歩くときも、体幹ががっちりしていると、手と足の動きが良くなるのです。

 

日本には、日常生活の動作に支障がある「ロコモ」及びその予備軍が、推定4700万人もいると言われます。4700万人といえば、国民の3人に1人です。

 

ロコモの予防のためにも、体幹を鍛えることは大切なポイントです。体幹が弱いと、膝、股、腰などに過度の負担がかかってしまいます。その結果、関節が痛むにようになり、歩いたり、立ち上がったりする動作が難しくなっていきます。

 

イルチブレインヨガの「ベアウォーク」は、体幹を刺激するエクササイズです。クマのように四つん這いになって歩きます。ふだんと違う動かし方をすることで、体幹の眠っているインナーマッスルを目覚めさせることができます。

 

とくに意識したいのは、下腹です。うつぶせの状態になると、重力によってお腹は地面のほうに垂れ下がります。しかし、インナーマッスルを使って下腹を上のほうにぐいっと引き上げることで、手足への負担が減ります。そして、手足をより大きく動かせるようになります。この感覚をぜひ体でおぼえたいところです。

 

イルチブレインヨガの「ベアウォーク」

1.四つん這いになる

2.前に10歩進む(歩数は調節してください)