集中力を高めるイルチブレインヨガの「ツルのポーズ」

ツルのポーズは、片脚で立ち、同時にもう一方の脚のひざを引き上げます。バランス感覚を磨くのに役立ちます。私たちの心の状態を反映するポーズなので、継続的に行うことで、内面を整え、集中力を高めることができます。また、美脚を目指す人にもおすすめです。

 

ツルのポーズは片脚で立ち、もう一方の脚を体に引っ掛けずに軽く添えることが特徴です。これによって、支える脚だけでなく、持ち上げているほうの脚の太ももなどを鍛えることができます。

 

日本では、ツルは長寿や繁栄の象徴です。大地の上にしなやかに立つツルになったようなイメージを持ち、上半身や頭のてっぺんを空に向かって伸ばしていきます。軸足の骨の上に背骨が積み上げられているような感覚を持つといいでしょう。

 

視点を前方の一点に定めて、全神経を集中させます。頭がスッキリし、左脳と右脳のバランスがよくなり、創造力と集中力が高まっていきます。最初はバランスをとるのが難しく、ふらつくかもしれません。体幹を意識し、ぐらついても倒れないように頑張るとき、インナーマッスルが鍛えられます。慣れてきたら目を閉じた状態でチャレンジしてみましょう。

 

<ツルのポーズ>

  1. 足を揃えて立ち、体の前で手を合わせる。
  2. 右足に体重を移し、左足首を右ひざの高さまで上げ、バランスを維持する。つま先は床に向ける。反対側も同様に同じ時間を行う。