イルチブレインヨガは3月、全国のスタジオで、体験レッスンに参加される方を募集します。テーマは「春の健康生活応援」。春になると心がワクワクして活動的になる一方で、「やる気が出ない」「気分が落ち込む」といった不調に陥りやすくなります。瞑想と運動でストレスを減らしてバランスを回復。ハッピーで実りたっぷりの春を引き寄せましょう!
■季節の変わり目
春の訪れとともに動物や植物が活発に動き出すように、私たち人間もアクティブになります。古代中国から伝わる陰陽五行説では、人の体は、気温が高まるにつれて「陽の気」が盛んになると考えられています。陽(よう)の気は、元気、やる気のもと。春に戸外に出て日差しを浴びたくなったりするのは、陽の気がみなぎるからです。
一方で、春といえば気候や生活環境が大きく変わるとき。その変化に体や心が追いついていけず、不調を感じやすくもなります。その背景にあるのは「自律神経」。呼吸や消化など生命のさまざまな活動をつかさどる自律神経は、交感神経と副交感神経という2つのバランスの上に成り立っています。ストレスや生活リズムの変化によって均衡が崩れると、自律神経の働きが鈍くなってしまいます。
自律神経が乱れると、腸内環境が悪くなったり、血流が悪くなったりして、体にもトラブルが起きやすくなります。またメンタル面でも、イライラして忘れ物をしたり、仕事でミスしたり、といった問題を抱えやすいです。
■呼吸で脱ストレスへ
自律神経は、本来は自分でコントロールできませんが、唯一アプローチする方法があります。それが「呼吸」です。ふだん無意識に行っている呼吸を深く、ゆっくりと行うことで、副交感神経を優位にすることができます。自律神経を車に例えるなら、交感神経がアクセルで、副交感神経はブレーキ。深い呼吸で副交感神経に働きかけることで、ストレス状態にある心身をリラックス状態へと導くことができます。
そして、浅くなりがちな現代人の呼吸をゆったりとしたリズムに切り替えるために、最も簡単な方法とされるのが、今話題の瞑想なのです。
■体を動かす
もう一つ、オススメの方法が「体を動かす」こと。運動は、筋力や足腰の強さといった目に見える能力だけでなく、血流、代謝、脈拍といった体の内側の基本的な機能を高めてくれます。そもそも私たち人間も動物であり、他の動物と同じように、動くことを前提として体ができています。文明の進歩によって体を動かす機会が減ってしまったことで、意識的に運動習慣をつけないと、体がどんどん衰え、気候や環境の変化にも適応できなくなります。
イルチブレインヨガでは、脳教育をベースとしたブレイン体操やブレイン瞑想によって、体・心・脳のバランスを整えていきます。だれでもできる簡単な動きと呼吸で血流を滑らかにして、体を内側から元気に。この春、新しい習慣として取り入れてみませんか!?